Innovator's Voice!

「Innovation Nippon」が日本各地の様々な分野から選出した優れたイノベーションの実例について、開発者等への独自の取材により動画で紹介いたします!

地方創生に資する『地域情報化大賞』

総務省が主催する地域情報化大賞にInnovation Nipponはご協力しています。2月13日に受賞者が発表されましたので本セクションで臨時にご紹介します。


日本は現在、人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済衰退などの様々な課題を抱えています。これらの課題を解決する際に役立つICTの利活用を普及・促進することを目的として、総務省は地方創生に資する先進的な地域情報化事例を広く募集し、表彰を行いました。

各事例の概要はこちらからご確認いただけます。


表彰事例一覧

■大賞/総務大臣賞
 ○「ポケットカルテ」及び地域共通診察券「すこやか安心カード」(NPO法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(京都府京都市))
 ○フォレスタイル 森の恵みに満ちた暮らし方提案ウェブサイト(岐阜県東白川村)
■部門賞
地域活性化部門
 ○日本の田舎をステキに変える「サテライトオフィスプロジェクト」 等(NPO法人 グリーンバレー(徳島県神山町))
地域サービス創生部門
 ○ICTを用いた広島県呉市における「データヘルス」の取り組み支援 (株式会社データホライゾン(広島県広島市))
■特別賞
 ○センサーネットワークによる鳥獣被害対策 (長野県塩尻市)
 ○地域の埋もれた魅力を浮上させる青森県観光モデル (NPO法人 地域情報化モデル研究会(青森県青森市))
 ○石巻市におけるGIS,AR技術を利用した「防災まちあるき」 (一般社団法人みらいサポート石巻(宮城県石巻市))
■奨励賞
 ○ICT利活用による次世代型水産業の実現 (愛媛県愛南町)
 ○教育の情報化を基盤とした誇りと夢と元気を生み出す人づくり町づくり (熊本県高森町教育委員会)
 ○ちばレポ 市民と行政をつなぐ新しいコミュニケーションツール (千葉県千葉市)
 ○WorkSmart@豊後高田市 (株式会社デジタルブティック (東京都港区)、大分県豊後高田市)
 ○住民ディレクター発!NHK大河ドラマ追走番組プロジェクト(東峰テレビ(福岡県東峰村)、一般社団法人八百万人(東京都杉並区))
 ○e-MATCHによる奈良県の救急医療体制改善への支援 (バーズ・ビュー株式会社(東京都文京区))
 

※がついているものは、表彰事例の直接のウェブサイトではなく、関連する記事やページを掲載しています。

 

【Vol.1】 岩館 空さん

株式会社ときめきサプリ

 自らの実体験の中から、なかなか積極的に恋愛に踏み出せない多くの女性に対し、2次元から3次元の恋愛にステップアップするための橋渡しとなる、『2.5次元』のサービス、「イケメン店員マップ」を札幌で開発。「ときめき」がもつパワーで人々の心にうるおいをもたらすだけでなく、お店にとっても店名告知による集客力のUPや、さらにはお店の余裕がある時にマーケティングメールを発信することができる戦略性も兼ね備えている。さらにコミュニティ創出、地域経済活性化などの副次効果も期待できる。まさに、日本でこそ生まれ得たユーザー目線に徹したサービスとして、イノベーションと呼ぶにふさわしい。
 代表の岩館空さんにお時間を頂き、サービス開発の経緯等イノベーションの源泉について話を伺った。


 

【Vol.2】 岩佐 琢磨さん

株式会社Cerevo

 株式会社Cerevoは「ネットと家電で生活をもっと便利に・豊かにする」をスローガンに、ネット接続型の家電製品の開発・販売を行う。家電のデジタル化により、わずか数名のエンジニアだけで家電製品を作り上げることが可能になっている。そんな時代において、既製のパーツを組み合わせ、ソフトウェアのみを独自設計することで「世界でここにしかないもの」をCerevoは生み出している。Webでのライブ配信を簡便に行える機器や、カメラをスマートフォンで操作する機器など、他にはないCerevoのプロダクトは全世界約20カ国で販売されている。
 「グローバルニッチ」を標榜し、社員十数名でネット家電製品の開発・販売を行うCerevoの取り組みは、まさしくイノベーションであろう。代表取締役の岩佐琢磨さんに話しを伺った。